Google Cloud Platform 入門編トレーニングに参加してまいりました!

 先日、行ってまいります、と言っていたGoogle Cloud Platform入門編トレーニングに行ってまいりました。ただ、トレーニングとは言っていましたが、実際の練習はありませんでした。ま、時間の都合だったようです。トレーニングするのだからと、そんなに大人数がいることは想定していなかったのですけど、すごい人でした!
 休憩中に一番後ろから写真撮ってみました。休憩中なので空席が見えますが、これがほぼ満席状態でした!

Google Cloud Platform 入門編トレーニング会場 休憩中の様子
2019年2月20日 Google Cloud Platform 入門編トレーニング

 書店に置いてあったGoogle Cloud Platform関連書籍の数から、まだそんなに認知されていないと思っていたのですけど、これはスゴイですね。圧倒されました。

 さて、肝心のセミナー内容ですが、概要がバッチリ理解できました。概ね書籍に書いてあったことではあったのですけど、実際にデモンストレーションを見せてもらい、事例紹介してもらうことで、より理解が深まりました。
 もともとのGCPのコンセプトは、Googleのソフトウエアエンジニアが使っている開発環境を一般のデベロッパーにもパブリッククラウドとして利用できるように、というものだそうです。とにかく何十億人ものユーザーが利用できるサービスを提供しているので、自動的にスケールする、ということがとても魅力的ですね。ちなみに冒頭のあいさつにあった、残念ながらトイレはスケールしないのでお早めに、というGCPジョーク、会場は静まり返っておりましたが、ぼくはこっそりニヤリとしていましたよ。
 それで前々からそうじゃないかと思っていたけど今回明らかになったことは、GCPを利用すれば何もしなくても何でもかんでも自動的にスケールしてくれるんじゃないかという期待は、半分くらいはあっていたのだけれど、このページを提供しているCompute Engineでは勝手にはスケールしないということですね。必要ならLoad BalancingとKubertenes Engineを組み合わせればいいということでしたが、このページがバズって見れなくなることはきっとないでしょうから、ま、この構成で充分ですね。

 ぼくにとって今回の説明で特に印象的だったのは、BigQueryの説明で、これはデータウエアハウスのサービスなのですけど、実際にサンプルデータを使ってSQLを実行する画面を見せてもらいました。こういう環境があるなら、データをとにかく放り込んで、あとから分析する、ということも簡単にできそうだな、と思いました。あと、時間の都合で説明は割愛されたのですけど、DataflowというETLツールのようなものがあり、それを使うと入力データを分析しやすい形に変えることができる。そして、Data Portalというのを使ってデータの可視化ができそうだ、ということがわかったので、これらの組み合わせで現状のデータウェアハウスの代わりとして利用できそうだ、ということが分かりました。そこが特に今回の大きな収穫でした。
 Googleさん、そして、今回のスポンサー企業だった、トレノケートさん、NECマネジメントパートナーさん、トップゲートさん、クラウドエースさん、ありがとう!

Google Cloud Platform 入門編トレーニング

SHOEISHA iD News号外で案内が送られてきたので、 2019年2月20日(水)に、Google Cloud Platform入門編トレーニングに参加することにしました。

会社を始めることが決まったときに、以前からやろうと思っていたけどできていなかった情報発信をしていこうと思い、そのためのインフラとして、WordPressを使うことを決めました。
さらに、会社としてできそうなことを何か始めようと思って、Google Cloud Platform(GCP)を利用していくことに決めました(ずいぶんと今更だよねぇ )。
当然、このサイトもGCPであっという間(?)に作りました。

これまでデータベースを中心にした業務アプリケーション開発にかかわることが多かったので、業務分析やデータモデリング、アプリケーション開発、パフォーマンスチューニングなどは、申し分なく得意分野だと言い切れるまでになりました。
しかし、業務において発生する問題について、その解決策として何が提供できるの、となったときにすぐに提供できるものがない、ということがこれまではすごくジレンマでした。
インフラまわりが弱くて、業務サービスを単体で提供することができなかったのです。

そんなこともあり、これからはGCPがその助けになると信じて取り組むことにしたのでした。作りたいものさえ分かっていれば、かなりの短期間でサービス提供できるようになるという可能性はとても魅力的です。

そして、ちょうど勉強を始めたタイミングで入門編の案内がきたので、「これだ!」と即申し込みました。

現状のデータをいろいろと分析するために、データウエアハウスの代わりとしてGCPを利用することができそうだ、というところまではたどり着いていたのですけど、実際にどんな手段をつかって実現していくのか、そのストーリーがなかなか見えてこないので、今回のセミナーで確認してみたいと思っています。

Google Cloud Platformエンタープライズ設計ガイド