BigQueryまずは使ってみよう(番外編)

 先日の投稿の最後に、「データポータルで調べる」というボタンが気になるということを言い残していたのですけど、さっそくクリックして見てみました。クリック後に表示されたのは以下の画面です。

 初めて使う人には、こんなダイアログが表示されるようです。もちろん、使ってみますよ。そのためにクリックしているのですから。ということで「使ってみる」をクリック。

 思い切ってクリックしたのに、また何やら聞かれました。こういうとき、ぼくはすぐにくじけそうになります。初めての、よく知らないものに出会ったときに、ここであきらめることが多いのですけど、今日はがんばりますよ~。「承認」をクリックします。

 また何か聞かれました。もうそろそろ限界ですよ。データへのアクセスは先ほど承認したはずなのですけど、、、む~、今度はアカウントへのアクセス、どこが違うのでしょうか。

おお、下の方にボタンがありました。「許可」をクリックします。

 これで先ほど検索したデータを使えるようになったようです。右側にグラフのアイコンがあって、これを切り替えることで表示が変わるようですが、、、いかんせん分析できるようなデータではなかったので、どれを選んでもうまく表示されませんね。レコード件数しか分析できる情報がないですからねぇ。

 ちなみに、グラフ>表のアイコンは、左上から「表」「棒付きデータ表」「ヒートマップ付きデータ表」「スコアカード」「数字が短縮表示されたスコアカード」「時系列グラフ」「スパークライングラフ」「平滑時系列グラフ」「縦棒グラフ」「積み上げ縦棒グラフ」「100%積み上げ棒グラフ」「棒グラフ」「積み上げ横棒グラフ」「100%積み上げ横棒グラフ」「円グラフ」「ドーナッツグラフ」「地図」「複合グラフ」「積み上げ複合グラフ」「折れ線グラフ」「平滑線グラフ」「積み上げ面グラフ」「100%積み上げ面グラフ」「面グラフ」「散布図」「バブルチャート」「ピボットテーブル」「棒付きピボットテーブル」「ヒートマップ付きピボットテーブル」「ブレットグラフ」と、いろいろなグラフが選べます。

 データ部分には、「データソース」「期間のディメンジョン」「ディメンジョン」「指標」「ページ当たりの行数」「集計行」「並べ替え」「サブの並べ替え」「デフォルトの日付範囲」「Interactions」と項目名だけではなんとなくしか分かりませんが、選べるようです。今回のこのデータではいろいろと試すことができなかったので、また別のデータを作って動作確認のため、再チャレンジしてみたいと思います。どんなデータがいいかなぁ。。。

 いろいろとデータポータルを触って満足したので、BigQueryにちょっと戻ってみてみました。先ほどまではあまり気にならなかったのですけど、「クエリ履歴」が見られるのですね。

 こちら、ぼくが先日実行したクエリ以外にも、先ほどデータポータルから検索したときに発行されたクエリもこちらに出てくるようです。この履歴をクリックすると詳細が表示されました。

 各クエリはこんな風に自動で保存されて、再利用が簡単にできるようになっているのですね。ちなみに、あて先テーブルは「期限切れの一時テーブル」となっていますが、一時テーブルは、グーグルさまによって、だいたい24時間ほどは再利用できるようになっているそうです。そういえば、クエリ実行時にあて先にテーブル名を指定できるようになっていましたね。なので、再利用が必須の時は名前を付けて、今回限りのときは名前を付けずにクエリを発行する、という感じになるでしょう。

 そういえば前回、後で再利用できるかも、と、こっそり作業していたのですけど、クエリにも名前を付けて保存することができるのですよね。上の画像だと「ThirdSelectBooks」と名前を付けて保存してあります。「保存したクエリ」から確認できます。

 この中の一つ「ThirdSelectBooks」を選択してみます。内容が表示されて「クエリをエディタで開く」をクリックすることで再利用することができました。

 よく見ると「個人用(本人のみが編集可能)」を選べるようになっていますね。ほかの選択肢は、一つだけですね。

 試しに、「プロジェクト(プロジェクトメンバーが編集可能)」を選択してみました。

 おお、プロジェクトのすべてのメンバーと共有できるようです。ただし、元には戻せないと脅されました。今回は一人プロジェクトなので、キャンセルです。きっと、保存したクエリの下にある「プロジェクトクエリ」を選択することで見られるようになるのでしょう。あと、リンク共有をオンに変更すると「クエリURLの共有:」という欄が出現します。おそらくこのURLを知っている人にだけ共有できる、という機能なのでしょうね。組織で利用するときには、必要な機能になってきますね。

 あと、残ったメニューの「ジョブ履歴」は、文字通りジョブの履歴ですね。今回の作業中にも発生してました。BOOKSテーブルがうまくなくて再作成したときにバックアップとしてテーブルをコピーしたときにジョブが発生していました。ほかにもジョブとして扱われるものもあるかも知れませんが、現時点ではとりあえず不明です。

 そして、「転送」と「スケジュールされたクエリ」を選択したところ、両方ともBigQuery Data Transfer APIのページが表示されました。おそらく、このAPIを有効にして、API経由で実行するのでしょうね。あと、「BI Engine」は、同名のベータ版の機能のページが表示されました。ええと「BigQuery 内の複雑なデータセットをインタラクティブに探索できる高速なインメモリ分析サービスです」ということが書いてありました。む~、違いがよくわからないサービスが登場してきましたなぁ。インメモリで処理できるということで、速さが必要なときに使えばいいのかな。余力があれば、また調べてみよう。今回はこれくらいで。

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